GWが終わりました

昨日で今年のGWが終わりました。
普段から引きこもっている人間なので、世間の情勢とかはあまり影響を受けず。。。

とりあえずGW中にやったラノベをリストアップ。
個別の感想とかは、またの機会があればということで。

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【ラノベ読了報告】探偵はもう、死んでいる。

ただ読みましたよーってレベルの記事になります。
あまり内容に踏み込むつもりはありません。
(ネタバレはないと思いますがデリケートな方は注意)

タイトルの通り
「探偵はもう、死んでいる」
を先日読了しました。

 

この作品を読んだ直後の端的な感想としては、
「久しぶりに面白い新作を読んだ!」
って感じですね。

あまり細かい説明をするつもりもないので、詳細は下記の公式ページへ

https://mfbunkoj.jp/product/tantei_dead/321907000793.html 探偵はもう死んでいる

 


設定はこの作品のタイトルその通りです。
最近多い異世界転生もの、安直なハーレムもののようなテンプレート作品ではありません。
探偵というワードで推理モノを期待するかもしれませんが、
そういった要素は少なく(っていうかほぼ無ぇ)、
むしろ現実ベースの世界観にSF、アクション要素を織り込んだものになっています。
人外とドンパチや!!

作品の開始時点で、登場人物は既に全員何かしらの
パーソナルなバックグラウンドを秘めており、
とくに主人公は過去の回想と現在の出来事がリンクしながら
物語が展開されていきます。

本来の感想であればストーリーの展開についても
触れるべきなのかとは思いますが、
自分がストーリー展開はあまり重要視していない人間のため割愛
(文章を組み立てる言葉選びのセンス、
 文章が作り出す雰囲気が作品の好みにほぼ直結)

登場人物も一人ひとり魅力的に描かれており、
記号としてのキャラクターではなく、
作品の中の「生きた人間」として感じられました。

文章としては特に語彙のチープさが気になるような点もほぼなく、
最近の作品にしては読みやすかったように思います。

前述のような異世界転生もの、安易なハーレムものなども、
面白いものは面白いので一概にどうこう言いたくはありませんが、
どうしても
・文章としての水準が低く、読むのが苦痛
 (間口を広げるという意味ではプラスの側面もあるかもしれませんが、、、)
・ジャンルとして飽和してしまっていて、多少面白くても既視感で食傷気味になる
といった経験をすることが、特に最近は少なくありません。

そういった現在において、
このような作品が出てきてくれたことを非常に嬉しく思うと同時に、
作品の良さが評価と共に広がり、こういった個性的な作品が今後増えてくれることを、
個人的に期待しています。(どこから目線って感じですが、、、)

存外に長くなってしまったのですが、以上で失礼します。